フェラーリにおけるルマン24の歴史
フェラーリを立ち上げた、エンツォ・フェラーリはレース(主にF1)のために車を販売しているといわれるほどレース活動を行ってきました。
1960年代前半のルマン24ではフェラーリは圧倒的な速さと強さによって1960~1965の間、6連覇を飾ります。
2020年には1966年のルマン24を舞台にした映画「フォードvsフェラーリ」が公開されました。
フォードの物量作戦に優勝を奪われた年ではありますが、優勝のために情熱をかけてレースに挑むドライバーやエンジニアの姿が印象的です。
しかし、1973年にマネージャーが変わったことでF1へ専念することになり、ルマン24から姿を消します。
久しぶりのルマン24参戦
2023年に参戦を表明しました。
LMH(ル・マン・ハイパーカー)クラスに参戦を表明したフェラーリは、1973年以来50年ぶりとなります。
どのようなマシンになるかは明かされていませんが、設計は行われているそうで、ドライバーの選定を準備しているとのこと。
久しぶりの参戦となる理由はフェラーリの主戦場であるF1で予算制限(バジェットキャップ)が導入されたためです。
年間500億円以上といわれた予算が150億円に制限されたことで、方針の見直しがあったとされています。
かつてはルマン24で優勝9回を誇るフェラーリの参戦は楽しみです。
フェラーリとはどんなマシンか~フェラーリのオーナーの友人の話
ちょっと話はそれますが、筆者の友人にフェラーリオーナーがいます。
会うたびにフェラーリの自慢ばかりしてくる友人ですが、助手席に乗せてもらった時はフェラーリの良さがよくわかりました。
フェラーリはモデルにより、買取価格の差が大きいそうで、フェラーリ・モンディアルやフェラーリ・456は比較的安いですが、フェラーリ「250 GTO」は史上最高の落札額でなんと54億円。
友人がしかつて所有していた488ピスタはオプションも含め400万円以上で買取してもらったそうです。
参考:フェラーリ車の買取ならエーリストガレージ