2022年のル・マン24は伝統の6月開催
昨年2021年は8月開催と変則的な日程でしたが、2022年はWEC世界耐久選手権の第戦として6月開催に戻りました。エントリーしているのは、4クラス62台。また、2022年からは伝統であったル・マン市内での公開車検も復活しました。
パンデミック以降は、サーキットで非公開となっていた車検が再び公開されることで以前のような盛り上がりをみせることになるはずです。テストデーセッションの観客入場や人気があるピットウォークも復活となり、初開催から99周年、第90回となるル・マン。このレースを愛している人にとっては本当に喜ばしいニュースといえます。
スケジュールとしては、2022年6月3日(金)~4日(土)は公開車検、6月5日(日)はテストデー、6月7日(月)はピットウォーク、6月8日(水)はフリープラクティス、6月9日はハイパーポール、6月10日はトラックサイド・エンターテイメント、6月11日(土)に決勝スタート、6月12日(日)に決勝フィニッシュとなります。
プジョーは2022年のル・マン参戦を見送り
開発を進めているプジョー9X8は、まだ開発と調整の段階にあり、2022年のル・マンでは見ることができません。リヤウイングがないハイパーカーのデビューはまだ先となり、とても残念ですが、その分だけ、楽しみが増えたと考えておくことにしましょう。
なお、バルセロナでの3日間のテスト走行の様子は、プジョースポールがSNSで発表しています。車体はぼやかされていますが、リヤウイングがないのはわかり、またウェットコンディションでのテストなども行ったことが伺えます。2022年後半に最終ホモロゲーションを取得する際も、このままだと思いますので早く見てみたいものです。
2022年のル・マン24エントリーリストを見ると
日本人ドライバーは小林可夢偉(トヨタ・ガズー・レーシング/HYPERCAR/ トヨタGR010ハイブリッド)、平川亮(トヨタ・ガズー・レーシング/HYPERCAR/ トヨタGR010ハイブリッド)、 木村武史(ケッセル・レーシング/LMGTE Am/フェラーリ488 GTE Evo)、星野敏(Dステーション・レーシング/LMGTE Am/アストンマーティン・
バンテージAMR)、(Dステーション・レーシング/LMGTE Am/ アストンマーティン・バンテージAMR)が参戦予定となっています。